とうとう女子大生の彼女とさようなら

女子大生の彼女は性格もよく、可愛い。私からすれば何の問題もない。

しかし一緒にいて、楽しくないのだ、今、思えば最初からそんな感じだった。

やはり、年の差によるものなのか?子供のころに見たテレビなんかもまったく違うものを見て育ったのだ。当たり前だ。

2025年に大阪に万博を誘致しようとしている。万博の話だって前の大阪万博は10歳の時だった、小学生だった私は家族で何度か万博に来た。父が会社帰りに空いているかもという理由で連れて来てくれたりもした、当時の万博はアメリカ館の月の石見たさに3時間の行列が出来た。そのアメリカ館に入るためだ。見れた。 なんて話はしないけれども、もししたら彼女は退屈であくびをするだろう。

話題が合うのはドラマの話と美味しいスイーツの話くらいだ、多分だけれど。

好きな芸能人や好きな歌、好きな映画、話題にして噛み合わないのが怖いので話題にしないようにしている。

えっ、なにそれなんて聞かれたら恥ずかしいから、今時の女子大生に山口百恵の話をしても仕方ないし松田聖子でさえ危険だ。

私が年上の人から舟木一夫や美空ひばりの話をされたら退屈過ぎて引いてしまうのと同じだから。

映画は多少脈があるかも知れないから機会があれば話題にしようかとは思っている。

彼女の素敵なところほとても庶民的で自分の服はイオンやUNIQLOで買うらしい、そんな話をあっけらかんとするところは大好きなところだ。

昼ご飯は女子大生らしく、はなまるうどんの素うどんや、松屋の牛飯をよくたべるらしい。

自分を飾ったりせず、素敵な女性だと思う。もちろん俺なんかには勿体無い(当たり前だ)。

こんな気持ちで(実に贅沢な)(何様のつもりだ)ずるずると付き合っていても良いのだろうか、そのうちにバチが当たるのではないのか。

そのうちに彼女の方から愛想をつかすだろう。

それまでこのままでいよう。

でももうすぐクリスマスだ。

こんなおじさんとクリスマスイブを過ごしても良いのだろうか?

なんだかんだいいながら彼女のためにとびきりのディナーを予約してある。

プレゼントもほぼ決めていてお店の店員さんに品番を控えてもらってある、その店員さんの名刺ももらってあり電話で注文出来る状態だ。

やっぱり俺は彼女のことが好きなのかな?

その前に私の誕生日がくる、何かお祝いをしてくれるのかな。

彼女と温泉にでも行けたら最高なんだけどな。

最近は1人でバカなことをいろいろと考えることが多くなった。年のせいか?

まあ、いってるまに60歳の還暦を迎えるのだから立派なおじいさんになるのだ。

電車では気がつけば席を譲るようにしているがそのうち譲ってもらうようになるのかな?

続きはまた明日。

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