般若寺
般若寺は日本最古のコスモスの名所
30種・約15万本のピンク・赤・白・黄色などのコスモスが植えられ、コスモス寺とも言われています
見どころ
かんまん石
十三重石塔(重要文化財)
三界万霊碑
経蔵(重要文化財)
笠塔婆(重要文化財)
三十三所観音石像
踏み蓮華石
本堂(奈良県指定文化財)鐘楼白鳳秘仏「阿弥陀如来立像」(重要文化財)
水掛け地蔵尊と手水石船
石燈籠
まかばら石
力だめしの石
楼門(国宝)
大塔宮護良親王供養塔藤原頼長公供養塔
十三重石塔 鎌倉時代 (重要文化財)
十三重石塔は、鎌倉時代に東大寺再建の石工事に従事した、宋人 伊行末(いのゆきすえ)一派の代表作である
昭和39年(1964)の解体修理の際、第四層軸部から発見された「宋版法華経」を納める木箱の身、右側面に「口長五年(1253)、癸丑、卯月八日奉籠之」の墨書が
あり、干支から建長五年(1253)となり、十三重石塔の造立年代を知る貴重な手懸かりとなった。また、境内に立つ伊行末の嫡男 伊行吉(いのゆきよし)が建立した二基の
笠塔婆の銘文により、般若寺大石塔(十三重石塔)は、伊行末一派の造立になると認められている。
一切経蔵 鎌倉時代 (重要文化財)
中国が南宋~元の時代であった頃に現地の大普寧寺において開版された経典「元版一切経」(約800巻が現存)を収蔵する施設として利用されてきた鎌倉時代築の建物です
文殊菩薩騎獅像の踏み蓮華石。
本堂
聖武天皇が堂塔を造営した般若寺。
天平時代に今の姿に近づいた般若寺ですが、その歴史は飛鳥時代に遡ります。朝鮮高句麗の僧・慧灌(えかん)がこの地に一宇を建てたのが始まりとされます。長い歴史を誇る般若寺ですが、本堂前には江戸時代の石造物が二つ置かれていました。水掛け地蔵尊と手水石船。
この燈籠は比較的新しいもので、その本歌は東京の椿山荘に在るとも言われています。
その椿山荘の物は鎌倉期の物とされ、ここ般若寺に在る物は江戸期の物とされています。
般若寺まかばら石のご利益
「まかばら石」という不思議な石が、般若寺境内に祀られていました。般若寺にはまかばら石の他にも、かんまん石や力石といったパワーストーンがあり、参詣客の願い事を叶えています
大塔宮護良親王供養塔藤原頼長公供養塔
楼門(国宝)
般若寺
奈良市般若寺町221
大人 500円
中高生 200円
小学生 100円
9:00~17:00 (16:30 最終受付)
TEL 0742-22-6287
駐車場 有 無料
般若寺の裏へ回って撮りました、せっかくの国宝なので。