婚活サイトでマッチングした山本美月似の彼女といよいよ結婚かパートⅢ

次の土曜日、住む人の顔写真と住民票を持って来た。西大寺は便利なところで駅前にある奈良ファミリーの中に近鉄百貨店がありイオンもある、この中に奈良市サービスセンターなるものがあり土日祝日でも住民票がもらえるのだ。並ぶこともなく住民票をもらい山晃住宅へ行った。これで契約が終わりあとは鍵の引き渡しだ。

それまでに電化製品や他の家財道具を買いに行かなきゃ。ダイニングテーブル、ソファーなど。

彼女を珍しく土曜日に用事があるとのことで日曜日の約束になった。土曜日は友達と約束があるらしい。良かった。結婚しても友達は大事にしてほしい、たまには友達と遊びに行って欲しいと思っていた。私も大学時代の友人と飲み会をしたり、ほぼ金曜日限定だが会社の連中と飲みに行ったりしている。結婚してもお互い自分の時間は持つべきだと思うし違う趣味を持っても良いと思っているのだ。夫婦だけれどそんなにしょっちゅうべったり一緒にいる必要はないと思うのだ。

だから彼女が友達と約束があるって聞いたときは正直ほっとした。

土曜日は暇になったので朝からインターネットで家具についついて調べた。やはりカリモクが良いようだ、しかしながらカリモクは私が独身時代に使っていたし、前の結婚の時も使っていたのだ、彼女は嫌がりはしないのか?彼女と二人で新しく家具を選んだ方が良いものか?要検討だな。

昼からはJoshin電器に電化製品の下見に来た。受付で(受付のようなところ)電化製品をまとめて買いたいのですがと聞いたら少しお待ち下さいと言われてひとりのスタッフの人がやってきた。多分、コンシェルジュだろう。家電製品全般に明るく、何を聞いても答える人だ。以前、離婚した時に電化製品を一式買った時についてくれたのがヨドバシカメラ梅田のコンシェルジュだった。びっくりするくらいどんな電化製品のことでも詳しかった。冷蔵庫であろうとエアコンであろうと詳しかった。すごい助かった記憶がある。トントン拍子に洗濯機はこれ、テレビはこれと決まっていった。予算も100万円くらいと伝えてあったのでほぼ予算通りに決まった。びっくりした。今度もおそらく同じだろう。予算は今回はエアコンが二台ついているのでいらないけれどその分独身生活ではなく新婚生活だから二人用、または子供が出来て三人なんてことを考えて買わなければいけない分も考慮して80万円かなと思っていた。

やはりコンシェルジュだった。これなら話は早い。しかしながら今日は決められない、彼女に決めてもらはないとほとんどの電化製品は奥さんが使うのだから、でも家事は出来るだけしようと思っている。けど奥さんに決めてもらおう。例えばヘアードライヤーなんかも新しいのを買ってあげようと思っていても使いなれたものが良いって言うかもしれないのでやはり最終決定は彼女がしないといけないな。

続きはまた明日。

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