親に挨拶パートⅢ

間を持たせるためにとりあえず私は「落ち着いて話が出来る個室があるレストランってここしか思いつきませんでした。」「いいところじゃないですか」とお父さんは言ってくれた。

するとお母さんが「あのう、一度離婚されてますよね、どんな理由で離婚されたのですか?」やはり予想通り、お母さんから直球がきた。

離婚の理由を気にするのは親として当たり前だろう、私が親でもそれが一番気になるところだ。

いろんな理由があるからだ。

例えば、これは困ると言うのが、賭け事、暴力、浮気、借金、親の理由、等の理由などがある。

私の場合は性格が合わなかったのが理由だったからちゃんと子供が高校生になるまでお互いに我慢したし、それから先の養育費も大学を卒業するまではちゃんと払った。そういう理由なら良しではないのか?

だけども、妻に暴力を振るうような人が正直に離婚の理由を言うだろうか?

私は暴力を振るうのですと。

絶対に言わないだろう。もっともらしい理由を適当に作るのではないのか?

きっとそうだ。

そんなこと私が言っても仕方がないので私は私なりに、正直に離婚の理由を答えた。

次にお母さんから立て続けに質問された、健康のことやそれに関連すると思うが子供を作るつもりはあるのかと、当たり前だ、一人娘で外孫は可愛いと言うがまさに外孫が欲しいと思う。

あと長生きしてあげて下さいとも言われた。

私は、離婚の理由、子供は作りたいと思っていること、健康には自信があり長生きしようと思っていることなどを話した。

納得してくれたようで機嫌が良かった。基本的にいい人なんだと思った。

食事も終わりお店の人がデザートを持ってきた。

ここで彼女にチクられた、○○くんはデザートが好きでそんなのばっかり買うって。ご両親は笑っていた。

和ましいひとときが過ぎていった。大成功の万々歳だ。

年のはなしはあまりしたくはないがお母さんとは二つ違いでお父さんとは4つ違いだ。こんな彼氏は良いわけがない。申し訳ない気持ちしか残らなかった。良い人たちだけに私の心は余計に傷んだ。

本当に申し訳ない。

お店を出て駐車場でご両親を見送った。

喜びが込み上げてきた。許してもらえたようだ。これで親公認ってことだが、逆に夜遅くなったり、突然のお泊まりとかは出来なくなったかな。

なんかどっと疲れた。スターバックスでお茶でも飲んでから今日は帰ろうと言う事になった。

彼女はまた、笑うと思うが私はスタバではコーヒーは飲まない。決まったものを注文する。スタバについてはまた別の機会に書きます。

スタバでいつも頼むのは抹茶クリームフラペチーノです。

この続きはまた明日。

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